季節の移ろい
季節を感じながら暮らしましょう
白南風(しらはえ)に背中を押されて新着!!
梅雨が明けたころに吹く風を「白南風(しらはえ)」と呼びます。南からの風なのに、どこかからっとしていて、空の明るさまで変えてくれるような力があります。ちょっとだけ気持ちが前を向く日。背中をそっと押してくれる風。そんな日に、 […]
花火の音に包まれて新着!!
夜空に咲く花火。その色と音に、胸がすこしざわつきます。夏の夜に響くドーンという音は、非日常の入り口のようでもあり、少しさびしさも運んできます。思い出や未練、なつかしさ。自分らしく生きたいと思えば思うほど、立ち止まってしま […]
とうもろこしをかじる午後新着!!
夏の味覚といえば、とうもろこし。茹でたてをひとくちかじると、甘くてやさしい味が口いっぱいに広がります。季節を“味わう”という行為は、じぶんの時間をていねいに扱うことと、とてもよく似ています。忙しい毎日でも、好きなものを「 […]
夕立が教えてくれること新着!!
夏の午後、空が急に暗くなって、大粒の雨が降り出す──そんな夕立に出くわすことがあります。通り雨のあと、空気がひんやりとして、少しだけ世界が洗い直されたような気がしませんか?日々の中でも、ふと涙がこぼれてしまうことってあり […]
セミのぬけがらと、足元の時間新着!!
木の幹やブロック塀に、セミのぬけがらを見つける季節です。その姿は少し不気味に見えるかもしれませんが、地中で何年も過ごしたあと、ようやく地上に出てきた命の証でもあります。ぬけがらを見ると、「目に見えないところで、人はそれぞ […]
朝顔のつぼみに、ちいさな約束新着!!
夏の朝、ふとベランダを見れば、朝顔のつぼみが静かにふくらんでいます。まだ咲いていないけれど、明日にはきっと花開く──そんな予感が、朝の空気をやさしくしてくれます。自分の暮らしにも、こういう“つぼみ”のような瞬間ってありま […]
トウモロコシをかじる幸せ新着!!
夏の食べ物といえば、トウモロコシ。茹でたての粒をひとつずつ噛みしめるあの感覚、なんともいえず幸せですよね。旬のものを食べるというのは、自然と一緒に季節を生きること。自分の体と季節が、今、ちゃんと重なっていると感じられる瞬 […]
風鈴の音がくれる余白
窓辺に吊るした風鈴が、風に揺れて涼しげな音を立てています。何もしなくても、ただそこに在るだけで、季節を知らせてくれる風鈴。忙しさの中で忘れがちな「何もしない時間」の大切さを、そっと思い出させてくれます。がんばりすぎた日は […]
夏の星座に願いをのせて
夜空を見上げると、夏の星座が少しずつ姿を現しています。織姫星(こと座のベガ)や彦星(わし座のアルタイル)、そしてその間に流れる天の川。星座を見て名前を思い出せると、ちょっと嬉しくなるものです。そういう“知っている”という […]