季節の移ろい
二百十日──風を警戒する日
2025年8月31日
今日は雑節のひとつ「二百十日」。立春から数えて210日目で、台風が来やすい頃とされています。風の被害を防ごうと、昔の人はこの日に稲の無事を祈っていたそうです。自然に対して「恐れ」と「祈り」の心を持つ──そんな感覚は、現代 […]
衣をすこし入れ替える日
2025年8月30日
そろそろ夏服にも飽きてきて、クローゼットを開いて「そろそろ何か変えたいな」と思う頃。本格的な衣替えにはまだ早いけれど、ストールや長袖のシャツを一枚入れてみるだけで、気分が変わるものです。大きな変化を求めるよりも、小さな入 […]
シャワーのような秋の雨
2025年8月28日
空が少し白くなって、急にさらっとした雨が降ってくる。真夏のにおいを残しながらも、秋らしい軽さを感じる「秋雨(あきさめ)」が始まるころです。濡れるのがいやで足早に歩く雨の日。でも、ときには傘の下からあえて外を見てみると、季 […]
稲穂の先にある静けさ
2025年8月26日
郊外を歩くと、田んぼの稲が頭を垂れはじめているのが見える頃です。風にそよぐその姿は、春の若苗とはまるで別人のよう。季節をまっすぐに受け入れてきた植物の姿に、言葉ではない強さを感じます。自分らしい生き方とは、なにかを証明す […]
つくつくぼうしの声に変わる
2025年8月24日
夏の終わりを告げるように、蝉の声が変わってきました。にぎやかだったミンミンゼミやアブラゼミに代わって、「つくつくぼうし」の高い声が目立ち始めます。季節の終わりに鳴き始めるこの蝉は、どこかさびしげで、それでいて潔くて、耳に […]
処暑──暑さが静まるころ
2025年8月23日
今日は二十四節気の「処暑(しょしょ)」。暑さが少しずつ落ち着き、朝晩の空気に秋の静けさが混じる頃です。とはいえ、昼間はまだ汗ばむ季節。でもその中に、小さな秋の兆しがひそんでいます。暮らしの中でも、「変わりたい」「整えたい […]


