お茶の時間に、季節を映す
忙しい日ほど、つい何かを“ながら”で済ませてしまいがちです。
お茶を飲む時間も、気づけば作業の一部になってしまうことがあります。
でも本来、お茶の時間は「区切り」の時間。
昔の暮らしでは、手を止めて湯を沸かし、香りを感じながら一息つくことが、生活のリズムを整える役割を持っていました。
新茶が出回るこの季節は、特にお茶の香りがやわらかく、どこか若々しさを感じさせます。
湯のみを手に取り、ゆっくりと一口含むだけで、気持ちがすっと落ち着いていく。
今日は一度だけでも、お茶を「ちゃんと飲む時間」をつくってみませんか。
その数分が、心を整え、今日という日を少し丁寧にしてくれます。


