雨の季節の、はじまりの空気
六月の空には、独特のやわらかさがあります。
青空の日でも、どこか湿り気を含んでいて、「もうすぐ雨の季節なんだな」と感じさせます。
昔の人は、この時期の空気の変化をとても大切にしていました。
梅雨はたしかに不便な季節でもありますが、田畑を潤し、夏へ命をつなぐ大切な雨でもあります。
雨を“嫌なもの”だけとして見ていなかったところに、自然と共に暮らしていた感覚がある気がします。
私たちも、つい「晴れ=良い日」と思ってしまいます。
でも、曇りの日には曇りの日の静けさがあり、雨の日には雨の日の落ち着きがあります。
今日は空を見上げて、「季節が変わろうとしているんだな」と感じてみませんか。
その気づきだけで、暮らしの景色が少しやさしく見えてきます。


