夏は、少しずつやってくる

七月になると、「もう夏ですね」と言葉にすることが増えます。
けれど、本当の夏はある日突然やってくるわけではありません。

朝の光が少し早くなったこと。
木陰が恋しくなったこと。
風の温度が少し変わったこと。

そんな小さな変化を積み重ねながら、季節は静かに進んでいきます。

昔の人は、その小さな変化をとても大切にしていました。
暦は、その変化を見逃さないための道しるべでもあったのでしょう。

私たちも、忙しい毎日の中で季節を飛び越してしまいがちです。
だからこそ今日は、「夏らしくなってきたな」と思うものを一つ探してみませんか。

空でも、風でも、草花でも。

その小さな発見が、今日という日を少し特別にしてくれます。