朝顔が教えてくれる、「今日」という一日

夏の朝、道ばたや庭先で朝顔が咲いているのを見かけます。

夜明けとともに花を開き、お昼頃には静かにしぼんでいく朝顔。
その姿は、「今日という一日を大切にね」と語りかけてくれているようです。

江戸時代には朝顔を育てることが大流行し、珍しい花の形や色を楽しむ人がたくさんいました。
毎朝どんな花が咲くのかを楽しみに起きる暮らしは、とても豊かな時間だったのでしょう。

私たちはつい、「明日」「来週」と先のことばかり考えてしまいます。
でも、朝顔が咲くのは今日だけ。
今日の空も、今日の風も、今日だけのものです。

今朝、空を見上げましたか。
花を見つけましたか。

ほんの一分でも季節に目を向ける時間があると、一日は少しだけ特別になります。