季節の移ろい

季節の移ろい
送り火の夜に

お盆の最後の日、地域によっては送り火が焚かれます。祖先の霊を送り出す小さな火を見ていると、静かに心が整っていくようです。日々の忙しさの中で忘れてしまうことも、こういう時間が思い出させてくれます。わたしも誰かの続きの中に生 […]

続きを読む
季節の移ろい
打ち水の涼しさ

真夏の午後、アスファルトに水をまくと、じわっと広がる土や石のにおいが立ちのぼります。打ち水は、ただ地面を濡らすだけでなく、空気をひんやりと落ち着かせる、昔ながらの涼の工夫です。忙しい毎日の中でも、こうした小さな習慣に心を […]

続きを読む
季節の移ろい
冷たい麦茶の幸せ

台所で冷えた麦茶をグラスに注ぐと、コポコポと音がして、氷がカランと鳴ります。ただそれだけのことなのに、なぜか幸せな気持ちになるのは不思議ですね。特別なことがなくても、日常の中には小さなごほうびが隠れています。「こんな時間 […]

続きを読む
季節の移ろい
夕暮れの蝉しぐれ

夏の夕方、空がオレンジに染まるころ、蝉の声が一段と強く聞こえてきます。昼のにぎやかさとは違う、どこかさびしげな蝉しぐれ。一日の終わりにそんな音を聞くと、「今日も無事に過ぎたんだな」と、静かに思えます。自分らしい暮らしを探 […]

続きを読む
季節の移ろい
入道雲の下で

空にそびえる入道雲。まるで山のように大きくて、見ていると時間を忘れてしまいます。同じような日々の繰り返しでも、空は毎日違う表情をしているんですよね。「何も変わらない」と思うのは、目の前しか見えていないからかもしれません。 […]

続きを読む
季節の移ろい
朝顔が教えてくれること

夏の朝、まだ眠い目でベランダをのぞくと、朝顔が静かに咲いていることがあります。昨日までつぼみだった花が、誰に見せるでもなく、ただそこにある。「自分らしく生きる」というのは、こういう静かな強さに近いのかもしれません。誰かに […]

続きを読む
季節の移ろい
夕立のあとの光

夏の午後、急に暗くなった空から大粒の雨が降り出すことがあります。慌てて雨宿りをしていると、ほんの10分ほどで雨はやみ、空気がひんやりと変わります。濡れた道に光が映りこみ、草木が生き生きと輝くその瞬間、世界がいったん洗い直 […]

続きを読む
季節の移ろい
ナスの照り、夏のしるし

焼きナス、揚げナス、煮びたし──夏の食卓によく登場するナス。表面につやのある、よく冷えたナスをひと口食べると、暑さで疲れた体にじんわり効いてくるような気がします。旬の食材を味わうことは、自然と調和して生きることの第一歩。 […]

続きを読む
季節の移ろい
朝の空にひらく、白い雲

立秋を過ぎてからの空は、どこか高くて澄んでいて、雲も軽やかに見えます。通勤や家事の合間、ちょっとだけ空を見上げてみる時間をつくってみませんか?その白い雲の形が、毎日ちがっていることに気づくと、いつもの一日がほんの少し特別 […]

続きを読む
季節の移ろい
立秋──「秋」が静かにやってくる

今日は「立秋(りっしゅう)」。暦の上では、秋のはじまりです。まだまだ暑いけれど、ふと風が軽くなった気がしたり、夕方の光に陰りが見えたり。そんな微かな変化が、季節の“次”を知らせてくれます。暮らしの中でも、「変わっていく途 […]

続きを読む