季節の移ろい

季節の移ろい
変わることは、怖くない

11月に入りました。カレンダーが1枚めくられるだけで、不思議と気持ちも新しくなります。秋から冬へ、風の冷たさも少しずつ増していきます。変化はときに不安だけれど、それが自然の流れなら、きっと身をゆだねても大丈夫。日々を感じ […]

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秋の終わりに

10月の終わり。街は少しずつ冬の気配をまといはじめています。秋の実りもそろそろ食べ納め。栗やかぼちゃ、きのこ…。自然のめぐみを味わえる時間は、案外あっという間です。食卓を囲む時間が、“季節をいただく”行為でもあることを、 […]

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静けさの中で、鏡を見る

肌寒くなってくると、鏡に映る自分も少し変わって見えます。日焼けが落ち着き、表情がやわらぎ、少しだけ影をまとったような雰囲気に。季節とともに、私たちも移ろっていく――それを自然に受け入れられるようになると、生きるのがちょっ […]

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火を灯すということ

秋の夜が深くなってきました。照明のスイッチではなく、あえてろうそくや間接照明で部屋を照らしてみると、心がふっと静まるのを感じます。炎のゆらぎには、癒しの効果があるともいわれます。忙しい日常のなかで、静けさをつくるのは自分 […]

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木の実を拾う午後

道ばたにどんぐりや木の実が落ちているのを見かける季節。手のひらにのせてみると、小さな命の重みを感じます。都会にいても、ふとした隙間に自然が顔を出すのは、日本の四季の豊かさゆえ。ほんの少ししゃがんで、自然のかけらを手に取る […]

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夕暮れの色が変わるころ

日が落ちるのが早くなり、夕空のグラデーションがいちだんと深くなってきました。朱色から紫、群青へ――その移ろいを眺めていると、時間の流れがゆるやかになります。秋の夕暮れは、どこか懐かしくて、少し切ない。けれど、その静けさの […]

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落ち葉の道を歩く

朝、いつもの道がカサカサと音を立てていました。落ち葉が、足元で静かな秋を語っているようです。ふだん何気なく通る道も、季節が変わると、まるで別の場所のように感じることがあります。自然は、何も言わなくても風景で季節を教えてく […]

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毛糸を手にとる日

そろそろ毛糸やブランケットが恋しい季節です。肌寒さを感じると、自然と“ぬくもりのあるもの”に手が伸びます。ふわふわした素材に触れていると、それだけで安心するような気がしませんか?自分のために、あたたかい飲みものをいれて、 […]

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落ち葉と、ふみしめる音

通りを歩くと、足元でカサコソと鳴る落ち葉の音。何気ない音だけれど、それが季節のBGMになっています。耳をすませば、風にゆれる木々や、どこか遠くの電車の音までが美しく聞こえるようになります。音に敏感になると、景色が少し違っ […]

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冬隣(ふゆどなり)

今日は二十四節気の「霜降」。朝晩はぐっと冷え込むようになり、冬の気配がすぐそこまで来ています。「冬隣(ふゆどなり)」という言葉には、季節の境目の静けさと緊張感が込められています。夏の名残をそっと閉じ、冬の支度を少しずつ始 […]

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