今週は、キャリアアップ助成金・正社員化コースの加算措置を取り上げました。
令和8年度では、中小企業の場合、正社員転換制度を新たに規定して実際に転換等を行うと20万円。勤務地限定・職務限定・短時間正社員といった多様な正社員制度を新たに規定して転換等を行うと40万円。さらに、正社員転換等に関する所定の情報を自社ウェブサイトまたは「しょくばらぼ」で公表した場合には20万円の加算があります。いずれも1事業所当たりの加算で、1回のみとされています。
ただし、加算額を見てから制度を作るのでは順番が逆です。
「正社員への道筋を明確にしたい」
「勤務時間や勤務地に制約のある人にも活躍してほしい」
「採用時に会社のキャリアアップ制度を伝えたい」
そんな会社の課題が先にあり、その取り組みに使える助成金があるかを確認しましょう。
来週は少し視野を広げ、「正社員にしなくても使えるキャリアアップ助成金」として、非正規雇用労働者の賃金を引き上げる「賃金規定等改定コース」を取り上げます。