10月に入り、会社によっては新しい半期が始まります。
売上目標や経費を見直すときに、社員の給与についても考える社長は多いでしょう。
中小企業では、「Aさんは仕事ができるから1,300円」「Bさんはまだ入ったばかりだから1,150円」というように、社長が一人ずつ時給を決めていることがあります。
もちろん、人を見て給与を決めること自体が悪いわけではありません。ただ、人数が増えてくると、判断基準が社長にしか分からなくなります。
賃金規定等改定コースでいう賃金規定とは、就業規則や労働協約などに賃金額の定めがあるものです。厚生労働省は、等級別の賃金一覧表についても例示しています。
「見習い」「一般」「中堅」など、自社に合った簡単な区分からでも構いません。
仕事を覚えればどこまで給与が上がるのかを見えるようにすれば、社員にとっても次の目標が分かります。
助成金を申請するための賃金表ではなく、人を育てるための賃金表を作る。その結果として助成金も活用できる形が理想です。