「3%以上と言われても、実際はいくら上げればいいのか分かりにくい」
そう感じる社長もいるでしょう。
例えば、現在の基本時給が1,100円なら、3%は33円です。したがって、3%以上の引き上げを考えるなら、1,133円以上が一つの目安になります。
ただし、実際の助成金申請では、単純に一人の時給だけを計算すればよいとは限りません。
賃金規定等改定コースは、会社が定めている賃金規定や賃金表そのものを増額改定し、その規定を対象労働者に適用する制度です。
「Aさんだけ33円上げたから終わり」ではなく、その人がどの賃金区分に属しているのか、改定後の賃金表がどうなっているのかまで確認する必要があります。
また、助成額は3%以上4%未満、4%以上5%未満、5%以上6%未満、6%以上と、賃上げ率によって区分されています。
大切なのは助成額に合わせて賃金を決めることではありません。
今後も支払い続けられる賃金を決め、その結果として何%の引き上げになるのかを確認しましょう。