2025年9月27日
これから少しずつ、夜の時間が長くなっていきます。テレビやスマホの代わりに、本を一冊そばに置いてみるのもいい季節。ページをめくる手の感覚、静かに流れる文字、そして想像の世界。日々に追われる心を、少し遠くに連れていってくれる […]
2025年9月26日
夏に散らかったままの部屋。少し涼しくなってきた今こそ、整えるチャンスかもしれません。片づけは、モノと向き合う時間でもあり、自分の心と向き合う時間でもあります。捨てること、残すこと。迷いながらも決めていくそのプロセスが、自 […]
2025年9月25日
道ばたや河川敷に、ふわりと揺れるすすきを見かける季節になりました。風にそよぐ姿は、まるで秋そのもの。花のような華やかさはないけれど、どこか誇り高く、凛とした美しさがあります。すすきは、十五夜のお月見に欠かせない存在でもあ […]
2025年9月24日
日が暮れるのが少しずつ早くなってきました。電気を消して、ろうそくを灯してみると、時間の流れがゆっくりと感じられます。ろうそくの揺れる光を見ていると、不思議と呼吸が深くなっていくのです。慌ただしい日常の中で、自分を整えるた […]
2025年9月23日
今日は秋分の日。昼と夜の長さがほぼ同じになる、季節の折り返し点です。日が短くなっていくこれからの季節、少しずつ「夜の時間」を楽しむ工夫をはじめてみてもいいかもしれません。あたたかい飲み物を用意したり、読みかけの本をそばに […]
2025年9月22日
風に乗って、ふと鼻をくすぐる甘い香り。それが金木犀の季節のはじまりです。オレンジ色の小さな花が、道ばたや校庭の片隅でそっと咲き、香りで秋の訪れを教えてくれます。目立たないけれど、どこか懐かしくて、心に残る――そんな存在。 […]
2025年9月21日
いつもの道でも、風の匂いが変わると、なんだか新しい季節に出会った気がします。ふと立ち止まって、風の音に耳をすませたり、髪を揺らす感触を楽しんでみたり。秋の風は、どこか寂しくて、でもやさしい。変わっていく季節とともに、心も […]
2025年9月20日
今日は「彼岸の入り」。秋分の日を中日に、前後3日間を含む7日間がお彼岸です。仏壇がない家でも、おはぎを買ったり、昔のことを思い出したりするだけで十分。先祖を想うという行為は、静かに今を見つめ直すきっかけになります。そして […]
2025年9月19日
朝、ふと鏡を見ると、そこに空の色が映り込んでいることがあります。白い光、やわらかな雲、淡い青。自分の顔を映すだけでなく、外の世界をも写す鏡は、ちょっと不思議な存在です。今日は、鏡を通して「自分のまわり」に目を向けてみまし […]
2025年9月18日
落ち葉が増えはじめたり、どんぐりや木の実を見かけるようになってきました。道端に落ちたものを拾って持ち帰る、そんな子どものような気持ちで歩いてみるのもおすすめです。小さなものに目を向けると、自然の変化がぐっと身近になります […]