季節の移ろい
窓を開けてみる習慣

エアコンをつけっぱなしにしていると、窓を開けることが少なくなってきます。でも朝や夕方、ほんの少しでも窓を開けてみると、空気が入れ替わるだけでなく、気持ちもリセットされるよう。自然の風は、人の気分に直接はたらきかける不思議 […]

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季節の移ろい
木の香りにふれる日

久しぶりに本棚の奥を整理したり、木の器でお茶を飲んでみたり。木の香りは、どこか落ち着いて、肩の力をすっと抜いてくれます。目に見えないけれど、自然の中にいた頃の感覚が、きっと私たちの奥底に残っているのでしょう。自然素材に触 […]

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季節の移ろい
祖父母に、ありがとうを伝える日

今日は敬老の日。少し照れくさくても、祖父母や年上の人に「ありがとう」と伝えてみませんか?生き方や考え方は違っていても、長い時間を重ねてきた人の言葉には、静かな重みがあります。自分のこれまでをたどる上でも、ルーツを感じるこ […]

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季節の移ろい
稲穂が頭を垂れる頃

田んぼの稲が、ずっしりと穂を実らせ、風にゆれる姿を見かけるようになりました。まっすぐ天に向かっていた緑の葉が、やがて実り、頭を垂れていく――。その姿は、まるで謙虚さを思い出させてくれるようです。努力の証が「かたち」になっ […]

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季節の移ろい
りんどうの紫に触れる

秋の花といえば、りんどう。深く澄んだ紫色は、華やかさというよりも、静けさや芯の強さを感じさせます。誰かに見せるためではなく、自分の心のために花を飾る。そんな習慣があるだけで、暮らしのなかに“わたしだけの時間”が生まれます […]

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季節の移ろい
月を探しながら歩く夜

夜道を歩いていて、ふと「今日は月がどこにあるんだろう」と空を見上げてみる。そんな瞬間に、自分が自然の中にいることを思い出します。スマホばかり見ていた一日でも、夜空の光を見つけると、すこし心がゆるむものです。月が満ちていな […]

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季節の移ろい
長袖を一枚、引っぱり出す日

朝晩の風が冷たくなってきて、なんとなく「そろそろかな」と思って、引き出しから長袖を一枚出してみる。本格的な衣替えには早いけれど、こうして一枚だけ加えることで、季節との距離感がぐっと縮まります。自分のペースで変化を受け入れ […]

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季節の移ろい
朝の光に秋を感じる

同じ時間に起きていても、窓から差し込む光が、夏とは少し違ってきました。やわらかく、低く、すこしだけ長い影をつくる秋の光。日々の暮らしのなかで、こうした変化に気づけることは、自分の感性がちゃんと生きている証かもしれません。 […]

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季節の移ろい
重陽の節句──菊の香りに癒やされて

今日は五節句のひとつ「重陽(ちょうよう)の節句」。菊の節句とも呼ばれ、長寿や健康を願う日です。昔の人は、菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり、枕に菊の花を敷いて香りを楽しんだそうです。忙しい日々のなかで、花の香りを意識する […]

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季節の移ろい
湯気の立つ朝食を

朝の気温が少し下がってきて、冷たい飲みものから、あたたかいお味噌汁やスープがうれしくなる頃です。湯気の立つ朝食は、目には見えないけれど心まで温めてくれる力があります。忙しい毎日でも、あたたかい一杯を用意するだけで、「自分 […]

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