「せっかく制度を見直すなら、賞与も退職金も整えたい」
そんな会社もあるでしょう。
令和8年度の賞与・退職金制度導入コースでは、中小企業が賞与と退職金の両方を同時に導入した場合、1事業所当たり56万8,000円が助成されます。賞与または退職金のどちらか一方だけを導入した場合は40万円です。いずれも1事業所当たり1回のみです。
つまり、両方を同時に導入すると16万8,000円が加算される形になります。
ただし、「56万8,000円もらえるなら両方作ろう」と考えるのは慎重にしたいところです。
賞与も退職金も、一度制度として作れば、その後も会社が運用していくことになります。
特に退職金は、社員が長く働くほど将来の負担にもつながります。
助成金は一度ですが、制度はその後も続きます。
会社の利益、人件費、今後の採用計画まで考え、「5年後も続けられる制度か」という視点で判断しましょう。