今週は、キャリアアップ助成金の賞与・退職金制度導入コースを取り上げました。
令和8年度では、有期雇用労働者等を対象に賞与または退職金制度を新たに設け、実際に支給または積立てを行った場合、中小企業は1事業所当たり40万円。賞与と退職金を同時に導入した場合は56万8,000円です。いずれも1事業所当たり1回のみです。
制度上、賞与は6か月相当で対象者1人当たり5万円以上、退職金は6か月相当で1万8,000円以上となる制度が示されています。
ただし、最も大切なのは助成額ではありません。
パート社員や契約社員に賞与や退職金を設けるということは、「この会社で長く働いてほしい」という会社からのメッセージでもあります。
新しい人を採用することが難しい時代だからこそ、今いる社員の待遇をどう整えるかを考える価値があります。
助成金を使うために制度を作るのではなく、必要な制度を作るときに助成金を活用する。その順番を大切にしましょう。
来週は、「パート社員の勤務時間を延ばして社会保険に加入してもらう会社」をテーマに、キャリアアップ助成金の「短時間労働者労働時間延長支援コース」を取り上げます。