今週のまとめ|「年収の壁」を人手不足対策のきっかけに

今週は、キャリアアップ助成金の「短時間労働者労働時間延長支援コース」を取り上げました。

この制度は、単にパート社員の勤務時間を増やす会社に助成金を出すものではありません。新たに社会保険へ加入してもらうとともに、労働時間の延長や賃金引上げによって収入を増やし、さらに2年目には勤務時間、基本給、昇給・賞与・退職金制度などを通じて、その後のキャリアアップを後押しする仕組みになっています。

中小零細企業では、「求人を出しても人が来ない」と悩む一方で、現在働いているパート社員の希望を十分に聞けていないことがあります。

「もっと働きたい人はいないか」「社会保険に入って長く働きたい人はいないか」。一度、社員と話してみるのもよいでしょう。

助成金は人事施策の目的ではなく、必要な人事施策を実行するときの後押しです。

来週は少し視点を変え、「助成金申請で後から困らないための、雇用契約書・勤怠・賃金台帳の整え方」をテーマに、キャリアアップ助成金を活用する会社の日頃の労務管理について取り上げます。


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