「キャリアアップ助成金を申請するときになったら、必要な書類をそろえればいいですよね」。社長から、こんな質問を受けることがあります。
ところが、助成金で確認されるのは申請書だけではありません。雇用契約書や労働条件通知書、賃金台帳、出勤簿やタイムカードなど、普段の労務管理で使っている書類も重要になります。
たとえば正社員化コースなら、「転換前はどのような条件で働いていたのか」「正社員転換後に労働条件がどう変わったのか」を書類によって確認します。後から都合よく作り直すというものではありません。
だからこそ、助成金を利用する予定がなくても、採用時や労働条件を変更したときに、きちんと書類を整えておくことが大切です。
キャリアアップ助成金を申請できる会社とは、特別な書類をたくさん作っている会社ではなく、日頃の雇用管理をきちんと記録している会社、と考えると分かりやすいでしょう。