「このパートさん、最初は週3日だったけれど、今はほとんど週5日来てもらっています」。中小企業では、珍しくない話です。
問題は、実際の働き方が変わっているのに、雇用契約書や労働条件通知書が採用時のままになっているケースです。
勤務日数や勤務時間、賃金などを変更したなら、現在の労働条件が分かるようにしておきたいところです。キャリアアップ助成金でも、コースによって対象労働者の労働条件を確認するため、雇用契約書や労働条件通知書などの提出を求められます。
正社員化を考える社員がいるなら、まず「今、どんな契約になっているのか」を確認してみてください。
社長の頭の中では「もう実質的には正社員みたいなもの」でも、助成金では契約内容や就業規則、賃金台帳などから判断されます。
人が少ない会社ほど口頭で物事を決めがちですが、働き方が変わったときに書面も見直す。この習慣が、後のトラブル防止にも助成金申請にも役立ちます。