賃金台帳と給与明細、「同じようなもの」ではありません

「給与明細は毎月渡しているから、賃金の記録は大丈夫でしょう」。そう考えている社長もいると思います。

しかし、キャリアアップ助成金の支給申請では、賃金台帳等によって実際に支払われた賃金を確認する場面があります。令和8年度の申請様式にも「賃金台帳等に関する確認書」が用意されており、賃金に関する資料は重要な審査資料です。

特に正社員化コースや賃金規定等改定コースなど、賃金の変化が要件に関係する制度では、「基本給はいくらか」「どの手当が支給されているか」といった中身を確認できることが重要です。

ここで困るのが、給与計算ソフトには数字が入っているものの、何の手当なのか分からない状態です。

「その他手当」ばかりにせず、基本給、役職手当、通勤手当など、何に対して支払った賃金なのかが分かる形にしておく。

助成金対策というより、給与の決め方を会社自身が説明できる状態にしておくことが大切です。


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