今週は、キャリアアップ助成金を申請するときに慌てないための、日頃の労務管理について取り上げました。
雇用契約書、労働条件通知書、出勤簿やタイムカード、賃金台帳、就業規則。どれも助成金だけのために作る書類ではありません。
採用したときに労働条件を明確にする。勤務時間が変われば記録を見直す。働いた時間を残す。支払った賃金の内容を分かるようにする。そして、就業規則に書いてある制度と実際の運用を合わせる。
こうした当たり前の積み重ねが、キャリアアップ助成金を利用するときに大きな差になります。
「助成金をもらえる会社にしよう」と考える必要はありません。「社員をきちんと雇用できる会社にしよう」と考えればよいのです。その結果として、使える助成金があれば活用する。それが本来の順番でしょう。
来週は、**「正社員にした後こそ大切。採用・定着とキャリアアップ助成金」**をテーマに、中小企業が人を長く雇うための考え方を取り上げます。