今週は、キャリアアップ助成金の正社員化コースについて、「いつから準備すればよいのか」を取り上げました。
答えは、正社員転換日が近づいてからではありません。
「この人を正社員にしたい」と思った段階から準備を始めるのが理想です。
キャリアアップ計画は、原則として取り組みの前日までに提出する必要があります。転換制度は就業規則などに整備しておき、転換前後の賃金についても確認が必要です。さらに、正社員転換後6か月分の賃金を支払った後、原則としてその翌日から2か月以内が支給申請期間になります。
ですから、正社員転換日を出発点に考えるのではなく、そこから逆算して準備することが大切です。
例えば10月に転換したいなら、9月中に考えるのではなく、できればもっと早い段階で相談しておく。
余裕があれば、制度に会社を合わせるのではなく、会社に合った制度をつくることができます。
来週は、「キャリアアップ助成金はいくら受け取れるのか」をテーマに、令和8年度の正社員化コースについて、重点支援対象者とそれ以外の違いを、中小企業の社長向けに分かりやすく整理します。