正社員転換後、すぐに申請する制度ではありません

「8月1日付で正社員にしたので、今月中に申請できますか」

キャリアアップ助成金の正社員化コースは、転換後すぐに支給申請をする制度ではありません。厚生労働省の令和8年度版資料では、正社員として6か月雇用し、その間の賃金を支給した後に申請期間を迎える流れが示されています。重点支援対象者について2期目を申請する場合は、さらに6か月の雇用と賃金支給が必要です。

そのため、正社員転換日だけでなく、その後の給与締日、支払日、申請期間まで見通したスケジュール管理が欠かせません。

中小企業では、社長自身が採用、給与、営業、資金繰りまで担っていることも多く、「半年後に申請することを忘れていた」という事態も起こり得ます。

転換を決めた時点で、カレンダーに6か月後の確認日を入れておきましょう。あわせて、雇用契約書、出勤簿、賃金台帳、給与振込の記録などを、月ごとに整理しておくことも大切です。

助成金は、転換日に終わる仕事ではありません。転換前の準備から申請までを一つの工程として管理することが、申請漏れや書類不足を防ぎます。


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