今週のまとめ――正社員化は、本人に伝える前から始まっています

今週は、キャリアアップ助成金の正社員化コースを中心に、正社員転換前に確認したいことを取り上げました。

「よく働いてくれているから、来月から正社員にしよう」

社長のその判断は、本人にとってもうれしく、会社にとっても大きな転機になります。ただし、助成金の活用を考えるなら、本人へ伝えて雇用契約を変更する前に準備が必要です。

キャリアアップ計画は取り組みの前日までに提出すること、正社員転換制度を就業規則などに定めること、転換後の正社員が制度上の要件を満たすこと、6か月間の雇用と賃金支給後に申請することなど、一連の流れを理解しておかなければなりません。

助成金を使うために無理に正社員を増やす必要はありません。しかし、「この人には長く働いてほしい」と考える従業員がいるなら、正社員化と制度活用を一緒に検討する価値があります。

来週は、正社員転換前の賃金と転換後の賃金、就業規則の定め方、試用期間の扱いなど、申請時に行き違いが生じやすいポイントを取り上げます。


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