「退職届をもらったから自己都合」とは限りません

社員が退職届を提出して辞めた場合、会社としては「自己都合退職」と考えていることがあります。

しかし、助成金の審査では、会社が書類上どのように整理したかだけではなく、雇用保険上の離職理由も重要になります。

キャリアアップ助成金の正社員化コースでは、一定の確認期間中に、特定受給資格者となる一定の離職理由で退職した人の割合が、正社員転換日の雇用保険被保険者数に対して6%を超えていないことも事業主の要件です。ただし、該当する離職者が3人以下の場合は、この6%要件の対象外とされています。

小さな会社では一人の退職でも影響が大きいため、「退職届があるから問題ない」と自己判断しないことが大切です。

退職勧奨をしたのか、本人が自ら退職を申し出たのか、雇止めだったのか。ハローワークへ届け出た離職理由と会社側の認識が一致しているかを確認しましょう。

助成金を考えるときは、これから正社員にする人だけでなく、過去の退職者の記録も大切になります。


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