「助成金は社労士に全部任せているから、内容はよく分かっていません」
もしそうであれば、少し注意が必要です。
厚生労働省は、助成金の支給申請事務を代理人に任せていたとしても、事業主名で申請される以上、その内容が不正受給に当たる場合には事業主も処分の対象になると注意喚起しています。事業所の雇用・就業実態と、申請書類の内容が一致しているかを事業主自身も確認する必要があります。
社労士に手続きを依頼すること自体は、もちろん問題ありません。
むしろ、複雑な要件を確認し、申請漏れを防ぐためには有効です。ただし、「先生に任せたから何も知らなくていい」という関係ではなく、会社の実態を正確に伝え、提出内容を確認することが大切です。
給与額、勤務時間、雇用契約、正社員への転換日などは、最終的には会社しか分からない情報です。
助成金申請は、社長と社労士が一緒に確認しながら進める仕事だと考えておきましょう。