今週は、キャリアアップ助成金の正社員化コースについて、会社側の条件を取り上げました。
対象となる従業員を正社員にし、賃金を3%以上増額すれば、それだけで申請できるわけではありません。会社が雇用保険の適用事業所であること、キャリアアップ計画を提出していること、勤務状況や賃金を確認できる書類を整えていることなどが前提になります。
さらに、一定期間の会社都合による離職、労働保険料の未納、過去1年間の労働関係法令違反なども確認事項になります。
つまり、助成金の申請日だけ会社を整えても十分ではありません。
普段から勤怠を記録し、給与を正しく計算し、雇用契約や就業規則を整えておく。その積み重ねが、必要なときに助成金を活用できる会社につながります。
来週は少し視点を変えて、「キャリアアップ助成金を使って正社員化するなら、社長は本人に何を伝えるべきか」**をテーマに、正社員化後の定着や育成まで考えていきます。