せっかく契約社員を正社員にしたのに、半年、一年で辞めてしまった。
中小企業の社長にとっては、助成金を受けられるかどうか以上に痛い話です。
正社員化するときは、会社側の期待を伝えるだけでなく、本人がどう働きたいのかも聞いてみてください。
「今後どんな仕事をしたいのか」
「勤務時間について困っていることはないか」
「会社に長く勤めるうえで不安はないか」
大げさな面談制度を作る必要はありません。昼休みや仕事終わりに30分話すだけでも、初めて聞く本音があるかもしれません。
キャリアアップ助成金は、非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化や処遇改善に取り組む事業主を支援する制度です。
それならば、助成金を受け取って終わりではなく、その人が会社で長く活躍するところまで考えたいものです。
「正社員にしてやった」ではなく、「これから一緒に会社をつくってほしい」。
そんな言葉が、助成金以上に人を定着させることもあるのではないでしょうか。