「80万円なら、一度申請すれば振り込まれるのですか」
重点支援対象者については、そうではありません。
令和8年度の正社員化コースでは、中小企業が有期雇用労働者を正社員へ転換した場合、重点支援対象者は40万円を2期、合計80万円となっています。
1期目は、正社員転換後6か月分の賃金を支給した後に申請します。そして重点支援対象者については、その後さらに6か月雇用を継続することで2期目の申請が可能になります。
つまり、80万円は「正社員にしたらすぐ受け取れる金額」ではありません。
少なくとも正社員転換後の雇用を継続し、賃金を支払いながら、2回に分けて申請していく制度です。
だからこそ、助成金を当てにして短期的な資金繰りを組むのはおすすめできません。
正社員として長く雇用することを前提に、その取り組みを国が後押しする制度だと考えた方が分かりやすいでしょう。
助成金の「80万円」だけでなく、その後ろにある「1年間の雇用」まで見ておくことが大切です。