今週のまとめ――「最大80万円」より先に見るもの

今週は、キャリアアップ助成金の正社員化コースについて、中小企業の助成額を中心に取り上げました。

令和8年度では、有期雇用労働者から正社員へ転換する場合、重点支援対象者なら40万円を2期、合計80万円、それ以外なら40万円を1期です。無期雇用労働者からの転換では、重点支援対象者なら合計40万円、それ以外なら20万円となっています。

そして、重点支援対象者には、雇入れから3年以上の有期雇用労働者、一定の正社員歴の要件を満たす雇入れ3年未満の有期雇用労働者、派遣労働者や母子家庭の母等などが含まれます。

広告などで「最大80万円」という数字を見ると、そこだけが印象に残りがちです。

しかし、助成金は金額から人を選ぶ制度ではありません。

「この人に長く働いてほしい」という経営判断があり、その人がどの区分に当てはまるかを確認する。その順番を大切にしましょう。

来週は、「正社員化コースには助成額の加算もある」をテーマに、正社員転換制度を新たに設けた場合や、多様な正社員制度を導入した場合など、令和8年度の加算措置を取り上げます。


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