キャリアアップ助成金の金額を見るとき、意外と見落としやすいのが「1人当たり」と「1事業所当たり」の違いです。
正社員化そのものの助成額は、対象となる労働者1人当たりで定められています。
一方、今週取り上げている加算措置は違います。
令和8年度では、正社員転換制度を新設した場合の20万円、多様な正社員制度を新設した場合の40万円、正社員転換に関する所定の情報をウェブサイトなどで公表した場合の20万円は、それぞれ制度上「1事業所当たり」の加算として示されています。
例えば契約社員を3人正社員にしたから、「制度新設の20万円も3人分」と計算するものではありません。
助成金では、この「1人当たり」「1事業所当たり」「1回のみ」といった言葉が非常に重要です。
ネットの記事で金額だけを見るのではなく、「何に対して支給される金額なのか」まで確認しましょう。
社長が資金計画を立てるときほど、最大額だけで判断しないことが大切です。